あたまの中を言語化してみた

人に伝えるコミュニケーション、行動力をつける。そんなブログがここにあります。

全力でやってみたらきっとわかることもあるんじゃないのかな

世の中で好きなことを仕事にできている人は少ない

むしろ好きなことが何かわからず

周りに流されて生きている人も多い。

 

自分だってその一人だ。

やりたいことも明確で

好きなことも明確で

それをどうしてもやりたくて

なのに目の前のことも全力でやらずに

いつも嫌だと言い訳ばかり

 

気づいたら負債を背負い

気づいたら一人になり

気づいたら周りの言いなりになって

 

毎日、何のために生きているのか

わからない日々を過ごしている。

 

日記のように書いているけど

自分の戒めのように

誰かに同じようにはなってほしくないから

ある言葉を伝える。

 

 

 

 

 

今日、ミックス。という新垣結衣主演の映画をみた。

主人公は富田という女性。

彼女は、幼少期に母親が前日本選手だったということもあり、厳しく育てられ

母親が他界するまでの間、自分を押し殺し、泣きながら卓球を続けていた。

母が他界してからは、自分を変え、ギャルになり、そして、卓球を捨てた。

いわゆる普通の生活を送っていたのだ。

 

そして、就職。

ただ、不器用なことと自分に自信を失っていたこともあり、人付き合いは良好に見えて、うわべだけ。周りにはいいように使われ、好きな人にもたぶらかされる始末。

好きな人は、付き合うことはできたものの、実業団卓球の選手で翌年、その後輩の女性と浮気をし、富田は自信をさらに失うことになる。

職場でうまくいかなくなってしまったこともあり、トンボ返りするもニートのような生活を送っていた。

 

そんな彼女の転機は、母親が残していた卓球クラブ。

高校時代の友達が引き継ぎ、コーチとして形があるだけの小さいクラブ。

そこでコーチを頼まれる。

最初は乗り気ではなかったが、元カレが全日本ミックスに出るところから物語が始まる。

 

ミックス。を見終わり、分かったことが何個かあった。

1つは人生で転落した時に支えてくれる人がいた。富田が支えとなり、また再起したきっかけは高校時代の友達だった。そして、その友達がふさぎ込んでいた心の中をしっかり受け止めてくれたのだ。

そして、やる気になり、空回りを起こし、惨敗。

またふさぎ込みそうになるけど、その時に一緒に組んでいた男性が今度は支えとなった。

 

同じような境遇で、彼はボクサーとして活躍していたが、妻の浮気がきっかけで、浮気相手を殴り、そして家を出た。彼もまた生きる希望を失っていた。

その彼と富田が二人で話し合い、お互いのことを少しでも理解しあった結果、少なからず友情が芽生えた。関係も近くなり、お互いに話し合う中になった。

 

2つ目は全力でやることだ。

ミックス。の映画でみて、分かったのは、空回りしてでも全力でやることだ。

全力でと言ってもがむしゃらにではない。

目標があった。それが全日本にでて、元カレと戦い、勝つことだ。

その執念があったからこそ頑張れた。

全力で毎日を取り組んでいた。

 

目標があるということはすごくいいことだと思う。

目標がないから、踏ん張りどころが無くなり、すぐ折れてしまう。

だから、目標に執着して、突き進んだ。そして、折れなかった。

折れなかったのも一人ではなく、ともに頑張る仲間がいたからだ。

個人個人の目標があったわけではないが、富田が掲げた全日本に出て、勝つ。

これが一緒にいた仲間に希望を与えた。

 

バラバラの心ではここまでまとまることも少ないのではないのかと思う。

 

3つ目は悔しがることだ。そして、熱意があることだ。

元カレが富田のことを馬鹿にしたことがある。そして、もう一度やり直そうといい、気持ちを動かしたこともある。

本心は悔しかったろうし、今更何を言うんだという気持ちもあったと思う。

だからこそ乗り越えられた。

熱意はほんとにあったと思う。全日本に出場する。きっと周りからしたら小さい卓球クラブが全日本に出場して、勝つことなんてできないと思う。

けど、その概念をはねのけるかのように富田は毎日必死にやっていた。

そしたら、気持ちも前向きになり、笑顔も増え、毎日が楽しくなっているそんな風に見えた。

 

自分もそうだが、

結局、全力で楽しめることをどんどんやらないといけないと思う。

もし、その場でできないのであれば、場所を変え、人と接する関係を変え、

そこだけではない居場所と目標を作ることが大事だと思う。

 

ブログを始めたときはそうだった。

ブロガーの人たちを見つけてはフォローし、考え方に共感できる人をフォローし、

そして、たくさん話しかけた。

少なからず、1か月全力でやっていた。自分の仕事を放り投げてまで。

そしたら、楽しかったし、アイディアももっと出てきた。

 

そうやって居場所を限定しないこと。

人は一人では生きていけないから、誰かと接すること。

一人でいては孤独になる。不安になる。悲しくなり、絶望する。

 

孤独でいることが悪いとは言わないが

自分を変えたいなら、今ある習慣と今の自分の気持ちを変えるためにも

もっと人と接してみるのもいいのではないだろうか。

そうやって、人とつながれば、もっと気持ちも明るく、自分の答えも見えてくる。

 

全力でやってみることは何かしらの意味を生み出す。

全力でやってみることは自分の人生を変えるきっかけをくれる。

どこでもそう全力でやってみる。

 

ミックス。は卓球の映画だけど、そこから見えてくる人生が見えてくる。

 

 

人生は十人十色。似たような人生を歩む人はいても、同じ人生を歩む人はいない。

だから、もっと自分をさらけだして

全力でぶつかってみて

 

君にしかないいいものを見つけることができるから